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あれはお前を抱いているんだ       
あれはお前を抱いているんだ
[ 作者:心开日光 | 转贴自:本站原创 | 点击数:4461 | 更新时间:2010/7/7 | 文章录入:清正 ]

あれはお前を抱いているんだ
 
   

    或る夜のこと,聯議会館の著名ネットフレンド山棒棒が夢の中で菩薩と砂浜の上で歩いていることを観た。昔のことが映画のように歴々と浮かび、どんなシーンも二対の足跡が砂浜に残り,自分のと菩薩の足跡だった。最後のシーンが終わろうとしたとき,山棒棒が何回も振り返って、見えたのはただ一対の足跡しかなかった。そのときはちょうどう彼が人生の谷に遭え、どん底に落ち込んでいたごろ。「約束してくれたじゃないですか。あのとき庁長もその場にいた,あなたを念ずれば,困厄に遭う私を救ってくれる。いったんあなたについていくと誓えば、どんな時もそばにいて加護してくれる。でも、いま、私が見えた。私が一番つらいとき、砂浜の上に一対の足跡しかない。どうしてですか?!どうして私が一番あなたを必要とするとき、慈悲なるあなたが私から去っていくだろう?」山棒棒が戸惑いながら菩薩に聞いた「お前を想い、見守り、一刻もお前から離れたことがなかった。お前がもっとも辛い悲しいとき、一対の足跡しか見えなかったのは、あれは、お前を抱いて歩いているんだよ」菩薩が柔らかな口調で答えてくれた。

    一回,商黎が辺鄙な山地へ取材したときのこと。ちょうどう市の立つ日に遇い、地元の人々が買い物をしたり、物を交換したりたいへんにぎやかだった。記者がゆずを一個一元で売っているあるお婆ちゃんをみた。半日を過ぎても、ゆずのうれゆきがあまりよくなかった。それをみた記者がかわいそうだと思い、お婆ちゃんの全部のゆずを買って、取材陣の皆に分ければ、お婆ちゃんも早めに家に帰れる。そう思った記者がお婆ちゃんに声をかけた,返されてきた返事は「全部あなたに売ったら、午後になったら何を売るの?」それを観た商黎がさすがに怒って、北京に帰ったらすぐ崇祯皇帝をまねして故宮の北側にある景山にあるえんじゅの木を探した。

    山棒棒が会館のチャットで海辺の気だるそうに寝そべっている漁師たちに安逸を貪ってはいけない、もっと海に出て多くの魚をとるべきだと呼びかけた。「そんなに魚をとってどうするんだ?」と漁師が聞いた。「お金を稼げるでしょう!」と山棒棒が声を上げて答えた。「こんなに稼いで何をするんだ?」とまた漁師が淡々と聞いた。それを聞いた山棒棒が気が狂そうになった。あちこちにえんじゅの木を探そうとしたが,見つからなかったから,しかたなく,会館に戻って「あんなアホをみたことがない。たくさん稼げば、もっと大きな船を買えるし、もっと多くな魚を捕れば、お金持ちになれる。そうしたらやりたい放題じゃん!楽な生活をできるでしょう」と彼は憤慨したように言った。「じゃ、聞くが、今、私がなにをやっているんだ?」と漁師が平静に答えた。

    雲南にある秤砣開祖、明の時代の人、蔡氏といい、昆明の東門の外に住んでいる。両親が早くもこの世に去り、財産と土地を残してくれた。彼は働き者で、自家野菜を売って生活費を稼いだ生活ぶりも裕福だった。妻は若くて別嬪さんだった。ただ、怠け者でほかの男と不倫をしている。蔡氏が知らないふりをして何も言わなかった。日が立て、彼女がますます大胆になり、毎日その男と姦通しても怖くなかった。ある日,蔡氏が朝一で野菜売りに出かけた。その男がきっとまた帰ってないと思い、お酒やおかずを買って家に帰った。案の定、まだ帰っていない男が仕方なくベッドの下に潜り、身を隠した。ご飯を用意をしている蔡氏をみた妻がさすがに恥ずかしくになり、顔を洗って夫の手伝いをした。蔡氏がご飯の用意を済んでから、彼女に食器の並べを頼んだ。彼女が二人分の食器を並んだ。蔡氏が三人分の食器を用意しろと「今日はお客さんがいるから」彼女に言った。三人分の食器を並べ終わったら、妻にお客さんを席に呼びなさいと言った。「お客はどこにいるの?」と彼女が平静に装った。「部屋にいる」蔡氏が言った。「でたらめを言わないで、部屋にお客がどこいるの?」と彼女が強気に言った。「大丈夫,安心して彼を呼びなさい。でなければ、彼を刺す」蔡氏の態度が変わらなかった。妻が仕方なく,男を呼んだ。蔡氏が男をかみざに迎え、酒を勧めた。男が毒が入っていると思い、飲むのを恐れた。蔡氏が先に飲みほしてから、男がやっと安心して飲んだ。おなかもいっぱいになってから,蔡氏が男に三回も礼拝したあと「今日は縁日で、内のやつが若いからそばにいてくれる人がいない、今までよく世話を焼いてくれた。内のやつと家財はすべてあげる,もらってください。お願いします」妻と男がどうしても受け入れなかった。「承知してくれなかったら、お前たちを刺す」と蔡氏が刀を持って強く言った。二人が仕方なく応じた。蔡氏が何も持たずに家を後にして、長松山の西林庵に出家した。修行しながら,野菜を作った。そのあと、修行も進んだ。あの悪男は彼の家に住み込んでから、働くもしないで、女は毎日彼の暴力に振るわれ、後悔して西林庵へ蔡氏の許しを求めに行った。蔡氏は相手にしなかった。そのあと、悪男が家財を食い尽して、女がとうとう家に帰れずの乞食になった。そのとき、はじめて彼女が蔡氏の恩情に思い起こし、つぐないに蔡氏の日頃よく食べる鯉を一皿つくって西林庵に持って行った。「お前の気持ちがよくわかった。魚は海に返す」と蔡氏が彼女から貰った。「魚はもう料理になったから。生かすことができない」と妻が戸惑った様子で言った。蔡氏が魚たちを水へ戻って、魚が忽ちに生き返した。今になっても、昆明の黒龍潭の古跡にこの種類の魚がまだ泳いでいる。

    昔,何世も前の大昔。山棒棒が科拳試験に京城へ出向いている途中、商黎に出会った。商黎が当時老人で、ご飯をつくっている最中だった。旅の疲れでヘトヘトになった山棒棒を見て「お疲れでしたら、ここで休んで寝れば」と親切に声をかけた。山棒棒が眠りに着くなり夢を見た:試験が合格した。皇帝の女婿になった。会館館長になった。総理大臣になった。たくさんの妻妾、天上世間の美女が女中さんになった。たくさんの子孫が生まれ、子孫が裕福でみんなも長寿だった。最後に、山棒棒が死にたくなかった、それでも他界に移民しないといけないからそこへ短期滞在ビザを申請した。そしてある夜叉が彼をあるところに連れ込んだ……(省略)。山棒棒がとっても辛かった、大声で叫んでいた。「ご飯だよ」と商黎が聞こえたから山棒棒を呼んだ。通常、ご飯づくりに必要とする二十分間の時間が山棒棒の夢の中では百年も過ぎったように感じた。世間の無常を感じた。

    天山の山麓に小さな村がある。村中にたくましいきれいな雌馬がいる。が雄馬がとっくにいなくなった。村の人がほかの雄馬を探して種付けと思ったがうまくいかなかった。最後雌馬が生まれたたくましい高大な仔馬を思い出した。しかし、牛や馬などが近親配種を排斥すると村の人が知っているから、牧民が黒布で両匹馬の目を隠し、仔馬を母馬の前に連れた。うまくいった。ことの終わりに、牧民が百メートルを離れたところで馬の目隠しを取った。仔馬が振り返ったときに母馬のことがわかった;母馬も仔馬だったことを知った。そのとき、意外の突発事件が起こりました:仔馬の長いほえ声が空を過り、手綱を断ち切って、懸命に懸崖へ走った。……牧民たちが気がついたとき、仔馬がすでに飛び込んだ。慌ててながら振り返って母馬を見ると、母馬も心を刺す叫び声で反対側の方向へ死に物狂いで走った。万丈の深淵に近づき、同じく身を投げた!これはある新疆詩人の友達が目の前で観た一幕でした。この物語を語ったあとに目がすでに濡れていた。

    今日はここまで。

心開日光 12:552010‐6‐11

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